ウクレレは誰でも簡単に始められる楽器です。
とはいえピアノほどメジャーな楽器ではなく、学校で教えてくれるわけでもありません。いざ独学でウクレレを始めたいと思っても、どのように練習すればいいのかわからないでしょう。
そもそも、
- 独学だと上達が遅いんじゃないか
- ちゃんと続けられるか不安
などの不安から、レッスン教室と迷っている人も多いはず。
大丈夫です。ウクレレは独学で習得できます。
今回は、
- ウクレレを独学でマスターするまでの練習の流れ
- 具体的な練習方法
- おすすめのウクレレ教材
- レッスン教室と比べたときのメリット・デメリット
について紹介します。
ウクレレは独学で学べる
ウクレレは独学で学べますし、趣味でウクレレを楽しんでいる人のほとんどは独学です。管理人もそうでした。
まったくの初心者の状態からだいたい2週間も練習すれば、簡単な曲が弾けて、誰に教わらなくても自分で練習を進められるレベルになるでしょう。
ちなみに2週間という期間は、講演番組TEDで作家のジョシュカウフマン氏が発表した「たいていのことは20時間あれば、”まぁまぁイケてるレベル”になれる」という説に基づいています。
彼は講演内でも、ウクレレをちょうど20時間の練習で15曲も弾けるようになっています。
実はこれに影響を受けた管理人は、独自の20時間練習メニューを作り、妻とその友人の二人に試してもらったことがあります。
ウクレレを選ぶときだけ少しアドバイスしましたが、それ以外に途中で口出ししたり質問に答えたりはしていません。それでも実際に二人とも「レットイットビー」と「ルージュの伝言」が弾けるようになりました。
そもそもこの20時間というのも、基礎知識をしっかり習得しながら練習した場合にかかる時間です。それらを無視するなら、要領のいい人だと1時間で1曲弾けてしまうでしょう。
それだけウクレレは初心者に優しい楽器です。
そんなウクレレを独学で学ぶにはどのような練習を進めればよいのか、その流れを説明します。
ウクレレの練習の流れ
今から紹介するのは初心者が最初に練習する、ウクレレの基礎にあたる部分です。
ウクレレソロが弾きたい人も、弾き語りができればOKな人も、まずはみんなここから始めます。
そして多少の順番の差はあっても、レッスン教室でもまったく同じ練習内容になるはずです。
1.道具を揃える
まずはウクレレの演奏に必要な道具を手に入れましょう。
最初に必ず必要なのはウクレレ本体、チューナー、クロスの3つ。
※チューナー・・・ウクレレの音程を測るときに使う機械。
※クロス・・・ウクレレを磨くための布。
ウクレレ本体には4種類のサイズがありますが、最初の一本ならいちばん小さなソプラノサイズがよいでしょう。扱いやすく、最も売れているサイズです。
金額はウクレレ本体だけで1万円~2万円。チューナーとクロスを合わせても3万円以下です。
2.チューニングの仕方を覚える
ウクレレには4本の弦が張られており、それぞれは音程が決まっています。
ところがウクレレは弦の音程がけっこうズレやすい楽器で、演奏の前には必ずチューナーを使って調整しなければなりません。
この作業をチューニングと呼びます。
チューニングは練習のたびに毎回行うものなので、最初にその方法を覚えるとよいでしょう。
3.正しいフォームで、音を出してみる
ウクレレは右手で弦を弾いて音を鳴らし、左手で指板を押さえることでいろいろな音程が出せます。
ウクレレの演奏スタイルに正解というものはないので、人によっていろんな弾き方があっていいと思います。
しかし、誰もが避けるべき悪いフォームが存在するのも確かです。悪いフォームとは、美しい音が出せないばかりでなく、そのまま練習を続ければ指を痛めてしまうかもしれないフォームのこと。
基礎知識として正しいフォームは頭に入れておきましょう。ここでもいくつか紹介しておきます。
- ウクレレは胸の前に構え、胸とボディの間にはスペースをあける
- 右手前腕でウクレレのテール(おしり部分)を押さえる
- ヘッドは地面と平行ではなく少し上に持ち上げる
- 手首をリラックスさせて、親指や人差し指を使って弾く
- ネックとボディの結合部分あたりを弾く
- しっかりと親指でネックの裏側を支える
- フレットの近くを押さえる
- 指先は指板に適度に立てる
4.コード(和音)に挑戦してみる
コードとは和音のこと。
左手の指で複数の弦を押さえ、右手も4本の弦をいちどに鳴らします。左手の押さえ方を変えればいろいろな和音が出せます。
まずは「C」や「G」といった、簡単だけどよく使うコードから練習してみて、コード演奏の感覚をつかんでください。
ちなみにこのあたりから「楽器を弾いている」感覚が強くなり、ワクワクしてきます。
5.簡単な曲を演奏してみる
例えば「スタンドバイミー」や「レットイットビー」など、有名なポップソングでも3〜4つの簡単なコードで弾けてしまう曲はたくさんあります。
お気に入りの曲を選んで、1曲通して弾いてみましょう。
ウクレレの本当の楽しさがわかって、練習のモチベーションもあがるはず。
6.TAB譜の読み方を覚える
ここで少しお勉強タイムです。
ウクレレは、おたまじゃくしみたいな楽譜(五線譜)が読めなくても演奏できてしまいます。
五線譜のかわりになるのが、TAB譜と呼ばれる線と数字を使った楽譜。
TAB譜では、水平に並んだ4本の線が弦を表し、線の上の数字が左手の押さえる場所を表します。ウクレレを見たまんま表記しているだけなので、五線譜よりも何倍も簡単。
そしてTAB譜の読み方さえ覚えれば、ひとりでどんな曲にも挑戦できます。
7.もう2〜3曲好きな曲を弾いてみて、使えるコードを増やす
TAB譜の読み方を覚えたら、好きな曲のTAB譜やコード本を手に入れて、さらに2~3曲チャレンジしてみてください。
曲を楽しみながら使えるコードをどんどん増やして、ウクレレに触れる時間も増やしていくのが大切です。
8.正確なリズムで弾くコツを学ぶ
どんなに簡単なフレーズでも、リズムが完璧だとめちゃくちゃかっこよく見えます。
メトロノームをうまく使って、正確なリズムで弾くための練習をとりいれましょう。
メトロノームに合わせて弾くのは最初はイライラしますが、コツをつかむとむしろ気持ちよく感じるようになります。最初にこの練習方法に慣れておくと後々の上達スピードが一気に速まるので、ぜひ試してください。
9.ひたすら弾きたい曲を練習しまくる
ここまでで、基本と呼べる部分はほぼ習得したといってよいでしょう。
ここから先は、自分がどのような演奏者になりたいのかを考えながら、思うぞんぶん好きな曲やフレーズを練習してください。
たとえばアルペジオやプリングといったソロ演奏むけの応用テクニックを身につけるもよし、歌いながら演奏するためのリズム感を鍛えるもよし、です。
独学におすすめなウクレレ教材
紹介した9つのステップでウクレレを練習するにあたり、その方法を具体的に教えてくれる「これはイイ!」と思ったウクレレ教材を紹介します。
「わかりやすい」、「よくまとめられている」を基準に選びました。
ウクレレの基礎を抜かりなく習得する教材
基礎を学ぶためのウクレレ教材は、理想的な演奏が目で見てわかるDVD付き教材がおすすめ。
- 古川先生の初心者向けウクレレ講座
ウクレレ各部の名称から、チューニングの仕方、音の出し方、リズムの取りかたまで、初心者が最初に覚えるべき基礎を網羅的に教えてくれるDVD教材です。
もともと年配の方向けに作られているのもあって、説明がめちゃくちゃ分かりやすいのが特徴。
たまに大事な単語の説明があっさりすぎて、大事な基礎が欠落したまま練習が進んでしまうウクレレ教本を見かけます。
対して古川先生の初心者向けウクレレ講座は、弦とは何か?から説明していたり、ウクレレの向きで混乱しないように常に左右反転映像があったりと、初心者にいたれり尽くせりです。基礎に抜けがあると後からとりかえすのは大変なので、これくらい優しいのがちょうどよいですね。
ちなみに往年の名曲10曲ぶんのTAB譜もついています。
当サイトでも使用しているKALA製のウクレレ本体とアクセサリーが一緒になったセットも販売されているので、最初にそれを購入してしまうのがおすすめ。
曲のコードがわかる本
同じ曲でも初心者向けの簡単なアレンジから、上級者向けのソロウクレレアレンジとあります。
コード本やTAB本を探すコツは、まず自分の興味のある曲がたくさん収録されているかを確認して、そのあと初心者向けに分かりやすくアレンジされたものかどうかで見分けましょう。
- 弾き語り&ソロ ウクレレで奏でる ディズニー・ソング レット・イット・ゴー~ありのままで~
価格:¥2,160 (2019年6月時点)
17曲の弾き語り用楽譜と、19曲のウクレレソロ用楽譜の計36曲のディズニーの名曲が収録されたコード&TABブックです。
弾き語りとソロの両方があるので、気分に合わせてコード弾きも単音弾きもバランスよく練習できます。
どちらもとても簡単にアレンジされているので、初心者も心配無用です。
- 超初級「コード3つ」からはじめる! 楽々ウクレレ弾き語り60 ~歌謡ポップス編~
価格:¥1,728 (2019年6月時点)
その名のとおり、たった3つのコードで弾ける曲を含む、60曲収録の弾き語り用コードブックです。
冬の稲妻(アリス)やI LOVE YOU(尾崎 豊)など、往年のフォークソングから懐かしのヒットチューンなど、大人向けの選曲の一冊です。別冊にJ-POP編もあります。
誰もが知っている名曲をさくっと弾けてしまうので、とにかくまずは1曲弾いてみたい、弾き語りのレパートリーを増やしたい、という初心者におすすめです。
ウクレレソロのテクニックを学ぶ本
ウクレレソロは、ウクレレ1本でもよりメロディが際立つように、アルペジオやプリングといった応用テクニックを使います。
テクニックをひとつ習得→練習曲で慣れる→次のテクニックを習得、という風にテクニックをひとつずつ自分のものにしていくのが大事。
- メロディ→伴奏→ソロの3ステップ方式でソロウクレレを誰でも弾けるようになる本
価格:¥2,376 (2019年6月時点)
少し難易度の高いリズムの弾き方や、アルペジオやハンマリングといった小技まで、ウクレレソロを弾くために必要なテクニックをひとつひとつ紹介する教本です。
テクニックごとのボリュームはあっさりですが、内容はわかりやすく、テクニックを定着させるための練習曲もそれぞれついているのできっちりと習得できます。
ある程度基礎が身に付いたころに手に取ると、大きな前進が期待できる一冊です。
YouTube動画でウクレレを学ぶ
海外にはウクレレの演奏動画やレッスン動画を公開しているYouTuberがたくさんいて、英語がわかる人なら大変参考になります。最近では日本人でも演奏動画を公開する人が増えてきたので、ここでも紹介しておきます。
- ガズレレ簡単ウクレレYouTube
ウクレレYouTuberの先駆け的存在、ガズレレさんです。
ポップソングの初心者向け弾き語りアレンジを解説する動画が主に投稿されていて、ジブリやユーミンといった定番曲から、あいみょんや米津玄師などの最新ヒット曲まで紹介しています。
気さくな人柄とわかりやすい説明は見ていて楽しく、まるで人気グループレッスンに参加しているような気分になります。
基本的な音の出し方や、コードの押さえ方などの基礎知識が系統だって習得できた時点でぜひ覗いてみてください。
独学とレッスン教室の違い、メリット・デメリット
管理人はレッスン教室はライザップのようなものだと思っています。
必ず痩せる(=結果にコミットする)というふれこみで人気のライザップですが、やっていることはただの筋トレと糖質制限です。
もちろん効率よく減量するためのコツや方法論はありますが、ちょっとネットで調べればその方法は誰でもわかるご時世。
でもそうやっていろいろと調べているうちに、いろんなダイエット法やら魅力的なサプリに惑わされて結局何を信じればいいかわからなくなる、というのもよくある話です。
ところがライザップでは、細マッチョの爽やかなトレーナーさんが進むべき道を優しく教えてくれます。
実際に理想的なボディをしている人に目の前で説明されれば、そりゃあ説得力も違います。そしてそのトレーニングは、確かに研究しつくされた効率的な内容でしょう。
なにより、自分一人だとくじけそうなトレーニングもこのトレーナーさんとなら一緒なら実現できそう……
ウクレレのレッスン教室にもまったく同じことが言えます。
講師のハイレベルな演奏を見ながら、その人の指示通りに練習すればいいだけなので、迷うこともなく練習に集中できます。
断言してしまいますが、お金に余裕があって時間の自由が利くのであれば、レッスン教室に通ったほうが効率よく上達できるでしょう。
ただしひとつ覚えておいてほしいのは、レッスン教室は練習内容を提示したり方向修正したりするための場所であって、それ以外にも一人で練習しなければ絶対に上達はしないということ。
そういう意味では、最初からモチベーションの高い人は、独学だろうがレッスンだろうが関係なく上達します。
またウクレレがダイエットと大きく違うのは、ウクレレには失敗がないということ。
ウクレレは単純に練習量が多ければ多いほど上手くなります。そしてたとえどんなに遠回りでも、それが練習であるかぎり必ず後で役に立つのです。とくに初心者のころはそれが顕著です。
無駄な練習などない、ということですね。
最後に、独学とレッスン教室のメリット・デメリットを考えられるだけ羅列してみましょう。
〇 独学のメリット
まずは独学でウクレレを習得するメリットから。
- 自分の好きな進め方で練習できる
ウクレレの練習といってもその種類はいろいろです。左手の指を素早く動かす練習や、右手のリズム感を鍛える練習、あるいはできるだけ大きな音を出したりする練習などなど。
とうぜん得意不得意もあれば、楽しいと感じる練習も人それぞれでしょう。
独学であれば、自分の好きな練習に好きなだけ時間をかけることができます。そしてゆくゆくはそれが演奏の”個性”に繋がるはずです。
- 自分の好きな曲を自由に練習できる
レッスン教室では課題曲を与えられることがほとんどですが、独学なら自分の好きな曲に手あたり次第チャレンジできます。
- 誰にも聴かれないで済む
下手なうちは演奏を誰にも聴かれたくないし見られたくもない、そう思う人も多いでしょう。あるいは、人にとやかく指図されながら練習するのは嫌いだ、という意見もあるはず。
一人で黙々と物事を進めるのが好きな人にとって、独学の気楽さに勝るものはありません。
× 独学のデメリット
独学にもデメリットはあります。
- 何から手をつければいいかわからない
独学でウクレレを学ぶ場合、自分のレベルにあった練習を程よいボリュームで行う必要があります。
そのためにちょうどよい教材や練習課題を自分で見繕うのですが、世の中にはウクレレ教材やネットの情報がたくさんあります。どれを信じればいいのかわからず迷ってしまう、という人は多いでしょう。
とくに移り気な人は、あれこれと教材に手をだしてしまって結局落ち着いてひとつの練習にとりくめない、ということが起こりえます。
- 自分の演奏が客観的に見れない
ウクレレで上達するためには、理想とする演奏と自分の演奏の間にあるギャップを冷静に認識する能力が欠かせません。
これが欠けているとうまく弾けていないにもかかわらず自分で勝手に満足していまい、一向に上達しないことがあります。
- モチベーションが保てない
ウクレレを始めてしばらくの間ウクレレの本当の楽しさを感じられなかったら、よっぽど自己管理能力が高い人でないかぎり、三日坊主で終わってしまうかもしれません。
加えて、ウクレレではなかなか練習しても上達が感じられず、伸び悩んでしまうことも多々あります。
それは実際には伸び悩んでいるのではなく、比較的たくさんの練習を必要とするステップに差し掛かっているだけなのですが、「行き詰ってしまった…」とモチベーションを下げてしまう人も少なくありません。
こんなときに「ウクレレを弾いているだけで楽しい」と思えるかどうかは大事な要素です。
〇 レッスン教室のメリット
対してレッスン教室のメリットとはなんでしょうか。
- 最短ルートで効率よく練習できる
ウクレレのレッスン教室では、どのような順番で何をすればいいのかを逐一教えてくれます。
間違った方向に進んでいればその場で正してくれますし、しかるべきタイミングで次のレベルへのステップアップも促してくれます。
練習内容を考えたり、情報収集したりする手間が省けるぶん、練習の効率は高まるでしょう。
- 客観的なアドバイスをくれる
悪いクセがついていたり、演奏が一定のレベルに達していないときには、客観的な視点から的確なアドバイスをくれるでしょう。
また、自分の苦手な箇所やつまずきやすいところを見定めながら、練習プロセスや宿題の内容をちょうどよく調節してくれる教室もあります。
ただしこれは講師の性質やスキルにもよるので一概には言えません。
- モチベーションが上がる
レッスン講師は、できれば褒めてくれますしできなければ励ましてくれます。当然モチベーションはあがりますよね。
あるいは、大人として「出来ないのは恥ずかしい」という気持ちがガソリンにもなるでしょう。
このように、発表会やレッスンそのものを通して他人に見せる機会があるというのがモチベーション維持に大きく貢献します。
その他には、生で講師の美しい演奏が聴けるので目指すべき目標がわかりやすいというのもあります。
× レッスン教室のデメリット
一方、レッスン教室にはどんなデメリットがあるのでしょうか。
- お金がかかる
兎にも角にもこれです。費用が高すぎます。
独学だったらケチれば2万円以下の出費で一人前の演奏者になれますが、レッスンだとさらに10万円近くかかります(1年継続して通った場合)。
- 時間が拘束される
社会人にとっては拘束時間も大きな問題です。
最近では当日予約やキャンセルも容易にできるレッスン教室も増えてきました。とはいえ、移動時間も含めた2時間弱の時間を毎週やりくりするのは、急な飲み会や家事に追われる大人にとってハードルが低いとはいえません。
- 人に口出しされる
これは長所の裏返しでもあるのですが、自分のやりかたに口出しをされるのが苦手だったり、そもそも講師の言うことに素直に従えないとしたら、レッスン教室は向いていません。
- 講師との相性が悪いと最悪
さらに講師との相性が悪いと最悪です。
ウクレレはなによりも「楽しい」と思えることが重要です。レッスン教室では講師との人間的な相性や、進め方の方針がマッチするかどうかで、その後の上達が大きく左右されます。最悪レッスン費が無駄になることもあります。
それと、あまり言いたくはありませんが、やはり質の高くない教室も存在します。
レッスン内容が初心者に寄り添ったものでなかったり、講師が自分の方法論に固執しすぎて生徒の特性に合わせられなかったりするような教室が、残念ながら存在するのです。
こういう場合は他の候補からも選べればよいのですが、教室や講師の乗り換えはそれなりの労力ですし、地方だとそれほどたくさんのウクレレ教室があるわけでもないでしょう。
まとめ
独学とレッスン、それぞれの向き不向きをまとめてみましょう。
- 一人で黙々と作業するのが好きな人
- すでにウクレレに対するヤル気にあふれている人
- できるだけ節約したい人
- まずは気軽に試してみたいだけの人
- 誰かと一緒に楽しみたい人
- モチベーションに自信がなく、一人だと三日坊主になりそうな人
- お金と時間に余裕がある人
- 効率よく練習したい人
管理人はウクレレから音が出るだけで嬉しく、練習そのものが楽しくて仕方なかったので、自分で練習方法を考えるのもまったく苦ではありませんでした。
そのためレッスンにお金を払うという発想は今でもまったくないので、この記事はかなり独学よりの内容になっています。
一方で、すでに説明したようにレッスン教室にしかないメリットもたくさんあるので、よく検討してみてください。
ウクレレ教室でも、「講師がいつでも指名/変更できる」「レッスン予約がWebで自由に変更できる」「自分の好きな曲をカリキュラムに組み込める」ところもあるので、参考までにおすすめを紹介しておきます。
どちらも無料体験レッスンが可能なので、まずはレッスンがどんなものか試してみてはいかがでしょうか。
- ①シアーミュージック
- 講師はいつでも指名・変更可能 / 自由にWeb予約 / 自分の好きな曲を演奏できる
- 講師は300時間以上の研修を受けたプロ奏者
- 空いていれば練習用ブースを無料で使い放題(これすごい)
- ②EYS音楽教室
この教室の良いところ
- 講師はいつでも指名・変更可能 / 自由にWeb予約 / 自分の好きな曲を演奏できる
- 入会時にウクレレが貰える
- 比較的価格が安い(1レッスン ¥3,100~)
「地域名+ウクレレサークル」で検索すればいくつか出てくるでしょう。ある程度自信がついたころに参加してみると刺激になるのでおすすめです。
あなたのウクレレライフが、楽しく充実したものになることを願っています。
- 古川先生の初心者向けウクレレ講座
- 弾き語り&ソロ ウクレレで奏でる ディズニー・ソング レット・イット・ゴー~ありのままで~
- 超初級「コード3つ」からはじめる! 楽々ウクレレ弾き語り60 ~歌謡ポップス編~
- メロディ→伴奏→ソロの3ステップ方式でソロウクレレを誰でも弾けるようになる本